第7回 また勝手な能力を… 2006.3.1公開


少年シリウス4月号を読まれた方はお気付きでしょうが、今回、あおり文句で「ゼロン式念動力」ってなものが書かれていましたが、これに関しては作者は一切関知しておりません。「なんじゃそりゃ…」と言っております。
相変わらず「オフェンス能力」「リペア能力」も載ってるし、困ったもんです。
(※一切関知しない、というのは、作者であっても実際に本誌掲載を見るまでなーんの相談も無く知らされていないということです。ひどいよねえ。今月は自作楽器で戦ったので来月号では「ビルド能力」なんてのがまた勝手に書かれてたりしてね…)

さて今回は今月号で登場した巨大ロボット自作楽器の設定を掲載します。
設定と言っても大まかなラフ検討で、ディテールは本編描きながら考えたそうです。連載中はどうしてもねえ…

シェルター地下の巨大虫型ロボット

巨大ロボットは前にメカデザイン参加していた「発明BOYカニパン」に登場したナムルーの持ち出した前半(「超」じゃない方)のボスキャラ「オヤダーマG3」っぽいところもあります。


こちらは本編に使用したものの下書き。背中の突起は小型自爆ロボットの発進孔になってるのですが、本編でもちょっと分かりにくかったかな…

自作機械楽器

ゼロンの自作機械楽器のラフデザイン。ホルンなどの金管楽器とエンジンのマフラーを併せたような方向で考えていました。



こちらは本編に使用したものの下書き部分。
自作楽器の運用ですが、ゼロンは地の底に潜む敵ロボットにはいつものように直接音声で目前の敵ロボットの支配を乗っ取るのようにはいかないと考え、地下深くにまで侵略信号を伝えようとその出力を増幅すべくああいう楽器状のアンプスピーカーを即興で作ったのでした。
これにより全ての小型ロボットと、地の底に潜む巨大ロボットをハーメルンの笛吹きのごとくあぶり出すことが出来たのでした。巨大ロボットの方は侵略信号にやられたからではなく、やられまいとして発信しているゼロンを排除すべく地上に現れたという感じですけども。
うーん、今回ちょっと補足解説が多いなあ…

ではまた次回!

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