Lesson 04 色を付けよう!ライトで照らしてみよう!
2007.6.13
さて、前回はついにレンダリングまで到達し、解像度もカメラアングルも自由に決めて打ち出せるようになりました!
次は何をするのか?というと、色塗りです。え?塗ってないっけ?って?
いや、前回までは「ファイルひとつで一括で色を決める方法」しか分からんかったんですな。よく見ると全部単色でしょう。
そう、そんなもんですら、ひとつひとつ説明書をじっくり読み進めていかないと分からないんですね!…先が長いなこれは。
カラーだカラーだ嬉しいな♡
1. 机みたいな感じの台を用意し、その上に適当に升目ポリゴンの立方体を置いてみて、 升目を適当に選択し、色を設定してみました。 おおお!付いた付いた、色が付いたぞ!こんなんでも初めて色が一画面に二色以上付いたので感激です(笑)! 上面などに使用している「青」は少し透明掛かってて、自己発光しているので少し不思議な感じになってます。 |
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2. 画像をポリゴンに貼りこむ「テクスチャー」を試してみました。 使用したのはZERONの火蓋の一巻表紙に使われたイラストです。 なおこれ、「下の台」にテクスチャーを設定したのではなく、 「下の台に使われてる色設定」にテクスチャーを設定したのです。 なので、同じ色設定のエリアは同じテクスチャーが反映されています。 上のものと違って赤い部分の透明度を上げて透かしてるのが分かります。 |
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3. さらに「バンプ」と呼ばれる、見かけ上の表面質感設定を付加してみました。 これもテクスチャーと同じく「下の台に使われてる色設定」に付加してるので、 なんだか油絵の具状の表面質感が反映された部分が分かりやすいですね。 なお、「見かけ上」というのは、実際にはこんな質感になってないんですね。 つるつるの升目ポリゴンの上に、こんな風に見える処置をしてるだけなのです。 なので実際のデコボコよりはるかにデータ量は少ないのです。 良くそんなの思い付くなあと感心します。 |
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4. ちょっとカメラアングルを変えてみました。 テクスチャーも一枚追加して、同時に2種重ねてるのが分かりますかね? さらにライティングを太陽のような「平行光」からカバーに入った蛍光灯のような「面照明」に変えました。 適当にやっていますがLightWaveの元々の機能だけでえらいリアリティが出ています。 すごいっ! |
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5. 作成目標対象の塗装表面のテストのため、このターコイズっぽい色と表面の質感を調整してみるテストです。 青い部分が「ぼわっと」光ってるのは、「グロウ」と呼ばれる発光効果です。 ちょっと面白いです。 |
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6. 調子に乗って「グロウ」を強くしてみましょうか? あっ、すごいすごい!おもしろーい! しかしこれはまだまだほんの小手調べなのですな。 こんな機能が満載ですがいちいち子供のように驚いて遊んでいては進みません。 遊ぶのはまたにして、目標に向かって解析を進めましょう。 |
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7. 再び「4」の状態に戻し、「ハイパーボクセル」と呼ばれる特殊効果のオブジェクトを入れてみました。 黄色い煙みたいな奴です。今回は煙ですが、ハイパーボクセルも多種多様な設定が出来るのです。 何かすごいですが、面白がっていないでこれもまた後回しでまた今度。 |
機能を使って色々やってみよう!
Lesson01で「スプレーポイント」を使ってランダムに撒き散らしたポイントに、「パーティクル複製」でポイントの座標に宛てて物体をコピーして配置していくのをやりましたが、
あれをもう一度やって、レンダリングしてみましょう。
撒き散らしたポイントに、立方体を宛てました。
さて、さらに、同じポイント座標を使って、今度は球を宛ててみましょう。この球の直径は立方体の一辺と同じ大きさです。
こうして作成したオブジェクトデータを、レイアウトに用意すると
それぞれ、こんな感じになります。
雰囲気全然違うけど、球と立方体の座標が全く同じなのが分かります。
これに、左から青い面照明を、右から黄色い面照明を当てて、レンダリングしてみましょう。
おおっ!すごい!なんか壁紙アートみたい!球と立方体じゃ全然雰囲気違いますね!とても座標やサイズが同じとは思えない!
これは質感などはデフォルト設定のままですが、これに鏡面処理効果を付加してみましょう。
おおっ!また印象が全然変わりましたっ!お互いが映りこみまくるのですごい光の嵐になってます。
ああっ、「カラフル」って本当に素晴らしい(笑)!
そうだ、Lesson01で作ってた、「円盤の大挙」、あのデータを引っ張り出してやってみましょう。
これですね。
では同じように、レンダリング!
やはりすごいですな!
これが一機一機動く動画が作れたらもっとすごいんですが、当面は静止画のみの習得解析になります。
物事には優先順位がありますのでね…
「カラーだカラーだ嬉しいな♡」5月17日〜18日
「機能を使って色々やってみよう!」5月21日〜22日
と!いうわけで、激動の進化時期、今回もいっぱいやってみました。
さて、次はいよいよこれまでの解析結果、習得技能を使って、現実の物品を作れるかどうかを試してみるのです!
お楽しみに!