銀河の鷲 メガロザマックの後期商品「1/100ガウォーク・ファントム」のページです。
ページ予約で写真だけ入れたまま更新は2年以上ほったらかしでしたすみません。
ようやく書けました。

ファイターからガウォークに変形「ガウォーク・ファントム」
敵のゼピュロ(巨大諜報組織)の攻撃に対抗するため、新戦略兵器の開発に着手したニューデントゾーンの科学者達は、空陸兼用で強力な性能を誇る新しいタイプの兵器、ガウォーク・ファントムを完成させた。
ガウォーク型とは、空戦形態から陸戦形態に短時間で変形するもので、このことにより、制空権の拡大はもとより、地上での掃討作戦にも威力を発揮する。ガウォーク型は他にVTOL能力の高いハリアーがある。


…と、あります。
ここでは先に出てる主人公達との関連が全く触れられてないので付け加えておくと、ゼピュロってのが敵側です。なのでガウォーク・ファントムは主役側メカです。
しかし、先のシリーズでの「パワードスーツ」ってのはとにかく、「ガウォーク」って概念は一般的じゃないだろ!思いっきりパクっちゃって良いのかい。
元のがF-14だったからこれはF-4にしよう、って退行してるし!
ファイター→ガウォークまではなれてもバトロイドになれないし!デザインもすごく悪いし!脚のエンジンのフィンとか、肘の張り出しとか、妙なところが全く同じだし!ドクロのマークもパクってるし!
うーむ、メガロザマックの仲間にすら入れたくないほどの恥ずかしくもないパクリっぷりだな!
何より意味不明なのが、オリジナルのマクロスのガウォークを、イマイが元々発売してるところ!
「アイコラプラモ」と呼ばれる、版権モノを改造再利用して自社オリジナルとして発売することはままあります。
しかしこれの場合、まるっきり新規金型なので、最早全く意味不明です。
どうしても自社開発で自社の版権物のモドキプラモが作りたかったのか?なぜ。

同じイマイから発売された「機甲創世記モスピーダ」の同様の可変戦闘機レギオスも、メガロザマックと同じくアートミックのデザインだけど、ガウォークだけど(笑)ガウォーク形態とは名乗ってなかったぞ!
「アーモダイバー」と呼んでたようで。
同じ超時空シリーズの「オーガス」では使ったらしいけど、覚えてないなー。「サザンクロス」ではどうだっただろう。
※しっかし、余りのアレさ加減に、本当にアートミックのデザインだったのか?と疑いたいよなあ…
部品はこれで全部です。あ、これの他に「1/100フィギュア」が10人分付いてます。
ポーズは一緒だけどね…ちょっと使い道ありそうかもです。

しかし少ないね部品。ボリューム不足だね…。1/144シリーズは同スケールの他のガンプラに比べてずいぶんボリュームがあった印象だけど、同じ1/100シリーズのマクロスシリーズに比べて今度は逆に負けてるよなボリューム。
バルキリーの可変後退翼と比べても、可動ギミック減って寂しいしね。
トドメとして、キャノピーが無いんですこれ。元々無いの。
ガウォーク形態とか洒落こんでるけど、吹き曝しなんですな!
複葉機並かい!
うーん、オリジナルのガウォーク・バルキリーに比べて勝ってるとこ無いぞ!
ファイター→ガウォークのみの変形だと、オーガスに登場した「ブロンコU」ってのがありましたが、あれは手は無かったな。あれはガウォークと呼んでたようだけど。
こちら付属デカールです。
「NAVY」って、海軍所属なのかよ、ガウォークファントム!そんなに規模でかいのか抵抗組織は。
マクロスのバルキリーが腕の空母で運用してたわけだから、これも空母搭載なのかなもしかして?
このデカールのスケール統一は無茶苦茶ですが、まあ確かにこの時代のデカールとしてはこういう「注意書きでリアリティを高めよう」ってのが多かったので、需要には即してると言えます。
完成図を見てもらうと分かりますが、まあご覧のとおり、キャノピーはやはり無いのでした…
ボックスアートで小さな垂直尾翼のように思えたのは折りたたんだ尾部ですな。延ばすと…この機は殆ど尾翼が無いんだね…大丈夫かい。
ガンポッドちっさ!バルキリーのガンポッドは結構なサイズだったけど、デザイン時点で既に小さい印象の上に、実物プラモではなお小さい!ピストル並か!
左手もクリップ状でなんか意味不明だし…
このかっこ悪さ?は、レイズナーの「ソロムコ」やドラグナーの「シュワルグ」「ダウツェン」達に引き継がれて行くような、行かないような。

兄弟機(?)のガウォーク・ハリアーの方はこれ以上に「どこがハリアー!」な出来で。
しかし「VTOL性能に優れる」って、ガウォークなのにVTOL性能は悪いのかいファントムの方は。


2008.09.16

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