あまりにもページが更新されなくて、度々訪れる方もがっくりしてると思われますので、
情熱の足らないところを他の人に協力してもらうなどしてようやく新しいページが出来ました。
数あるメガロザマックの中でも格別「まずいだろこれは」ってのの最右翼、
「どこから見てもウォーカーマシン」の「マウ・ドルム」です。

ディオラマ・ウォーカーマシン撮影協力:神宮寺一

昔ウォーカーマシンが再販された時に神宮寺一氏が作ってた、トラッド11とクラブのディオラマとかジオラマとかダイオラマとかいう情景もの。
神宮寺一はプラモデル趣味って程ではないので、色塗ったり、情景作るほどやったのはこれっきりという貴重なもの。
メガロザマックの「マウ・ドルム」を撮影するにあたっては是非とも元ネタのウォーカーマシンプラモデルとと並べて比較したかったものの、今探して買う情熱も作る情熱も、増してや色塗ってって情熱は非常に発生・維持が困難なため(更新が殆ど出来んくらいだから)、首尾よく彼が作ってたものを流用させてもらうことにしたのでした。
というわけで1/144マウ・ドルムと1/100トラッド11ですが、スケールが違うっつうのに断然マウ・ドルムがでかいのでした。コクピットサイズ的には絶対これは1/100以下のはずですが、キャノピーの下はビスマルク並のコクピットの広さなのか? トラッド11との比較が主で、クラブとは別に考えていなかったんですけど、こうやって見るとマウ・ドルムの胸の機銃はクラブの頭部機銃に宛てた物ですか?


コクピット横のミサイルポッドもデザイン的にはトラッド11の冷却系パーツにそっくり。ちょっと角度が付いてるところは大型ウォーカーマシン「ダッガー」風でもあり、コクピットから生えたマフラーはクラブ風でもある…いや、そうに決まってるよなあ。
そして足は「ギャロップ」に似てる感じですが、あいにく完成品ギャロップがないのでモデル上の比較は出来ません。
この足のデザインは、同じメガロザマックシリーズの後期の大型敵メカ「ダ・ガードス」の足にもかなり似ています。
デザインは似てるけど、ダ・ガードスの方がプラモ的にははるかに高度ですが。


前から見たデザインは随分凝ってる感じでしたが、リアビューは立体的なウォーカーマシンを踏襲しようとしつつも、ちょっとのっぺり。
しっかし、胸の機銃が、腕の行動上、ものすごく邪魔なデザインだよねこれ…
足首はこのように一発抜きのパーツ分割。
しかし回転機構があるので、その分凝ってます。円方向に同一デザインなのであまり意味はないけど。


組立説明書のパーツを見ると分かりますが、爪は揃えた状態と、開いた状態が選択製作できます。明らかにガンダムの1/144ズゴックを踏襲した作りですね。
しかし!
爪が4本な分、ズゴックよりお得だ!ズゴックの爪は哀戦士のポスターでないと4本にはなってないからなっ!(ズゴックEはまた別物で)
「90mmブレスター」って胸にあるからブレスターかな。
グリーンマンの主題歌に「必殺ブレスター」ってのがあるけど、そんな風なもの?
ウォーカーマシンなデザインなのにヘリウム系核融合エンジンなのがすごいな。そのへんはガンダム丸写しって気もするけど。
この塗装説明書は、持ってるメガロザマックの中で最も古いと思われるものです。
実際買ったのも一番最初だったわけですが。塗装説明部分が後のバージョンは全て「水性ホビーカラー」を書いてますが、これには「何を使え」という明確な指定がありません。

銀河の鷲 メガロザマックのパワードスーツ「マウ・ドルム」でした。
2007.12.4


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